35年占いをやりつくした私 いちこが、徹底的に比較して分かった本当に当たる占いを教えます
東京の当たる占い師研究家いちこが教える
当たる占い 当たる占い師
研究レポート
今年のバレンタインディは日曜日でさらにコロナ。チョコレート業界もかなりの打撃だったんじゃないの?
私?私はステイホーム、一人寂しく「高級ご褒美チョコ」を食べながら、映画見て過ごしたわよ。ある意味贅沢時間よ。
そんな、ステイホームでも楽しめる占いエンターテイメント「突然ですが占ってもいいですか?」って番組知ってる?占い好きなら当然チェック済みよね。
自分が占いに行けないストレスを、この番組を見て発散してるってBoys&Girlsも多いんじゃない?今日は、この「突然ですが占ってもいいですか?」の番組を簡単に紹介するわね。
フジテレビ系列で、2020年1月4日にパイロット版で放送され、好評だったことから、レギュラー化した占いバラエティ番組よ。
私ね、2週間に1度のペースくらいでテレビの録画番組チェックをしてるの。この番組タイトルを見つけた時はアガったわ~。
「突然ですが占ってもいいですか?」という番組はタイトル通りの内容。「占い師が街に繰り出し、一般人に声をかけて、突然占わせてもらう」という番組。
そのまんまよね。
わかりやすくてイイわ。
実は私「家、ついて行ってイイですか?」って番組が大好きなの。深夜に終電逃した人に
「タクシー代お支払いするので、家ついていってイイですか?」
と言うおきまりのセリフで、一般人の方から身の上話を聞く番組ね。
だから「突然ですが占ってもイイですか?」は、「家、ついてイイですか?」に占い要素が入ってくれる、素晴らしい番組になるんじゃないかという期待値が膨らんじゃったわ。
スタッフさん頑張れ!って心の中で応援したわよ。
この番組の人気を大きく左右する出演占い師。
現在までに出演されている占い師は
「福岡県博多市出身」ってのが、枕詞についちゃう有名占い師。占い師としては「3代目」。占いの道に入る前は飲食店を経営。ご自身のお店でお客様相手に占いをしていたところ、噂が噂を呼び、知らずのうちに有名占い師になっていたとの事。コロナを予想していたのか?2019年の12月に、自身が経営する飲食店を全店舗売却。コロナの影響大打撃の飲食店を事前に手放していたそうよ。恐ろしい人...
超有名占い師「ゲッターズ飯田さん」の一番弟子。
いつも仮面を被っている、ぷりあでぃす玲奈さん。実は超美しい素顔をもつ元モデル。そんな彼女が占い師になるきっかけは、やはりゲッターズ飯田さんとの出会いだったそう。何がどうなってそうなって、占い師の道をめざしたのか...?は不明だけど、恋愛関係や女性ならではの視点で美容占いや開運ファッションを得意とする占い師。
巫女の血筋を持つ家系として、幼少期から霊感があったそうよ。星ひとみさんも、ぷりあでいす玲奈さんと同じく、元タレント。どうりで美しいルックスよね。芸能活動を行う中で、友人タレントを鑑定しているうちに「的中率がすごい!」と芸能界で話題となり、著名人を中心とし本格的に鑑定をするようになったそうよ。自身が鑑定をしていく中で、オリジナルの「天星術」を使用。見た目の美しさと、鑑定の鋭い切り込み、さらに的中率の高さで、今勢いに乗ってる占い師の一人よ。
沖縄出身の占い師。元々は甲子園に出場するくらい野球に打ち込んでいたそう。そんな野球ボーイだったシウマさんが占いの世界に足を踏み入れたきっかけは、高校生の頃に様々な霊が見えるようになってしまったこと。風水師のお母様に相談したところ「目には見えないものから自分を守れるように」とお母様から琉球風水を学び始めたそうよ。ご自身の怪我をきっかけに野球人生にピリオドを打ち、24歳の頃から本格的に占いの勉強をはじめ、独自の占い法「数意学」を生み出したそうよ。この「数意学」は身近な数字で運気をアップできると人気が出てるのよ。
名探偵コナン、鋼の錬金術師、クレヨンしんちゃんなどで大活躍の超一流声優「寺瀬今日子」さんは、二足の草鞋を履いているの。占い師として活動する際には「富士川碧砂」。占いの世界に入ったきっかけは、糖尿病で闘病中に臨死体験をしたところ、霊能者である祖父母の影響もあり、人間の見えない運命や世界に興味をもち、占いを学び始めたそうよ。
そこから松村潔先生に師事し、オーラ鑑定なども行うように。
メディアに出る前から、かなり熱心なファンをお持ちの野村弘味さん。
実は過去に壮大な人生をお持ちで...
両親が離婚。後にお母様は、くも膜下出血により寝たきり。親族同士の財産争い。6億の借金。パニック障害からのうつ病。卵巣破裂し臨死体験。もう、不運のオンパレード。
そんな時に、紹介で出会った占い師(後に師匠となる方)との出会いで、人生が良い方向に進み「方位学や気学はきちんとした学問なのだ」と痛感し本格的に占いを学び出したそうよ。
今では、ご自身で会社を経営しつつ、占い以外でも不動産賃貸業でも占いを交えての物件選びをアドバイスされているとか。
観相学の第一人者である「藤木相元」を師事とし、「考え方を変え、顔を変えれば、人間は幸せをつかめる」という、人の顔から運勢を観てとる鑑定に力を注ぐ。なりたい自分の運勢へと運気を変えることができる「開運メイク」のパイオニアとして注目を集まることになったわ。
岡井浄幸さんの「男は見かけで選びなさい」「眉を変えるだけで運命が変えられる」という著書のフレーズ。私大好きなのよね。
後藤恵さんの独自に確立した「耳占い」。耳の赤身である反応点を見て、性格や体の不調がわかるという占い。この占いの開発のきっかけは、自身が産後に普段感じない腰痛に苦しめられ、耳つぼに興味を持ったことがきっかけとなり、耳のことを専門に勉強を始めたそうよ。自分の悩みに対応した耳つぼを刺激すると悩んでいた状況が嘘のように解消。
家族や友人にも試したところ、同じように効果があり、すっかり耳つぼの虜になったそうよ。そこからは、研究に研究を重ねて自分なりのレシピを完成し「ブライダル耳つぼジュエリー協会」まで立ち上げる熱の入れ込み。
「突然ですが占ってもいいですか?」番組内でも「耳はウソをつけない」という名言が誕生したのも記憶に新しいわ。
様々な占い師がこの番組には出演しているけれど、中でも頻繁に出演されてるのは、木下レオンさん、星ひとみさん、ぷりあでぃす玲奈さんの3人かしら。
放送開始当初は、なぜか「赤羽」で散策することが多く、居酒屋でOL女子やカップル。時には、合コンしている男女の鑑定なんかも行ってたわ。赤羽って場所が、スタッフ的には「波乱な人生を送っている人が渦巻いていそうな場所」だったのかしら?何となくわからなくもないわ。
出会った一般人の方に「突然ですが占ってもいいですか?」と言う決まり文句を言い、相手がOKしたら鑑定開始。
この鑑定の様子をスタジオで見ているタレントを「フォーチュンウォッチャー(幸運見届け人)」と言い、水野美紀さん、みちょぱさん、沢村一輝さんたちが務める。あまり占いに縁もなさそうな3人が進行しているところも、素人っぽい素朴なコメントがあって、いい味出してるわ。
特にみちょぱさんは、「え?もうこれヤラセなんじゃないの?」なんでいう際どいコメントなんかもしちゃうから、ある意味オーディエンスの代弁者よ。
この番組で、相談者が「当たってる!!」と感じた部分では「Rook On~~~~♪」という音楽とテロップで「当たってます」という表現。
番組の最後には、鑑定を受けた人の中で、その後が気になる人の家に訪れて「あの時の鑑定からそうですか?」というインタビューを数ヶ月後に行っている様子も見ることができるわ。たかが数ヶ月後だから、鑑定を受けた人の人生が劇的に変化しているという事はないけれど、そこにこの番組の真実味を感じることができたわ。
せっかくスタートした新番組、ここでまさかのコロナ渦。自粛生活になり、街の居酒屋で突然占うロケができなくなり、番組としては大ピンチ。
そこで、現在のスタイル「スタジオでタレントを占う」という内容にシフトしたわ。
正直ね…、
正直な気持ちを言うとね…、
個人的には本当に残念だったわ。
「利害関係が一切ない相手へ有名占い師が鑑定する」
この番組の一番の見所だと思っていたから。これが、お金をもらって出演しているタレント相手になると、番組を盛り上げるために、オーバーにリアクションしたりするのは当然でしょ?
視聴者は、どんなに占い師がバンバン当てたって「どうせ、事前にタレントの事調べたんでしょ?」って思うだろうし。
心の中では「あ~~~ぁ」って思っちゃったわよ。当然...
残念な気持ちを抱えつつも、占い好きとしては「一応見続けるか...」という程度で見ることにしていたわ。
ただ、番組を見続けていると、「タレント使うからって一概にヤラセっぽく見えるばかりではない」って事にも気が付いたのよ。
ある程度の台本はあるだろうし、もしかしたら占い師も、自分が鑑定するタレントがどんな人なのか調べて鑑定に入る場合もあるかもしれないわ。
鑑定の中でタレントさんがオーバーなリアクションをしたり、涙を流すのは「あぁね~」って思われても仕方ないし、私もちょっとナナメに見ちゃうわよ。
でも、タレントのマネージャー、いわゆる素人さんや、演技をしない職業の方が涙を浮かべながら鑑定を受けてる場面を見ると、「もしも、ある程度番組の流れを知っていたとしても感無量になっちゃうなんて、逆にすごくない?」っていう見方になってきちゃったわ。
エンターテイメントの中に時々見え隠れする素顔ってのも悪くないわ。
私たちもWikipediaを見れば、タレントさんの過去の出来事でわかる事もたくさんあるけど、鑑定を通してその人生をより細かく本人の口から聞ける機会ってのも結構貴重なんじゃないかと思うのよね。
例えば、バラエティであまり自分のプライベートな事を語る機会が少なかった木村拓哉さんなんかは、「占い」とは縁遠い人だからこそ、占いというエンターテイメントを通して“キムタクを知る”という面白い企画になったんじゃないかしら?
さらに、番組では「占って欲しい人募集」として素人の方をリモートで占う様子も放送。
個人的にはこのコーナーが一番好きだわ。
「リモートで占う」って、私も経験あるけど、初めての占い師でしかもテレビ放送ってなると、思ってる以上に心開けないもんだと思うわ。
その辺りは、木下レオンさんとか本当お見事ね。あの、時々出ちゃう博多弁が、距離を縮めてくれてるのは間違いないわ。相談者の背中を押す強い言葉もリモートでしっかり伝わっているのがよくわかる。
占いは、当てることだけが全てじゃなく、相談者の人生を良い方向へ導くことができてこそ意味のあるものだと思うの。
とある回では、木下レオンさんが素人の方を鑑定した際に、相談者の女の子が「親友との縁が切れた」という告白をしたの。それをレオンさんは「今すぐその子に謝りに行こう」といって、背中を押した結果、5年間絶縁していた親友と仲直りができ、二人が涙していいたわ。
こういう鑑定を見ると、「これこそ占いの真髄だ」と改めて感じるわよね。
コロナの影響で、当初と番組の趣旨が若干変わってしまうというトラブルがありつつも、1年間は打ち切りになることなく続いているこの番組。
実際の視聴率で言うと、おそらく一般人を占っている時よりも、タレントさんを占い出してからの方が、視聴率は上がってるんじゃないかな?という印象。
だって、相当な占い好きじゃなきゃ、見ず知らずの他人を占ってもらってるの見たって、大して面白くもなんともないでしょ?それよりも、知ってて、しかも自分が好きなタレントが出てる番組の方が絶対見るでしょ?
個人的には低視聴率でもいいから、素人さんの占いを見たかったというのは、占いマニアの意見。
タレントさんを鑑定するようになって、番組の知名度が上がって、占い業界を盛り上げるのに、この「突然ですが占ってもいいですか?」が一役買っていることは間違いないわ。
そう言った意味でも、前日開催された「占いフェス」「占いTV番組」…。なんだか、占い業界も着実に市民権を得てきたわね。
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